メモリを増設するかしないか不足をチェック
「どうもこのパソコンは重いな、CPUの使用量はそんなに多くないのに。」
そんなときはメモリを疑いましょう。特に自作の場合は比較的容易に増設が可能です。
ただしせっかくデュアルチャンネルメモリが利用できる場合は、2枚同時に増設しましょう。
ちなみにWindowsXPの場合、1GB以上あると快適に動作します。2GB以上はよほどメモリ消費の多い作業をしない限り差を感じられません。 WindowsXP搭載のパソコンで512MBのメモリのメーカー製パソコンが多くありますが、あれは良くありません。1GBはほしいところです。
Windows Vistaなら2GBのメモリを積むことをオススメします。
メモリ不足かどうかチェックする
闇雲にメモリを増設すればよいというわけではありません。自分の利用方法にあった使い方をしましょう。
タスクマネージャ(Ctrl+Alt+Delete)でタスクマネージャを開き「パフォーマンス」タブに移動します。
物理メモリ合計 | パソコンの合計メモリ |
物理メモリ利用可能 | 利用可能な物理メモリ量(要するに残り) |
コミットチャージ合計 | 現在利用中のメモリ合計 |
コミットチャージ制限値 | メモリが制限かかる量 |
コミットチャージの合計が物理メモリの合計を超える場合はメモリ不足です。そうなった場合、動作は鈍くなり、またハードディスクのアクセス が多くなりハードディスクの寿命を短くする可能性があります。また、利用可能が極端に少なかったりコミットチャージの合計値が物理メモリの合計値に近くても、 動作がかなり重く感じる場合があります。
メモリを増設するかどうか
メモリ増設の目安はないですが、物理メモリの合計に対してコミットチャージが8割未満をキープするくらいにはしたいところです。 逆算すると、私の場合は1GB以上はメモリを搭載したほうがいいといえます。
ノートパソコンのメモリ増設
できればノートパソコンに関しては購入時にメモリを追加するのがいいでしょう。 ただし店頭で購入の場合は、比較的割高になってしまいます。秋葉原や通販などで購入するのも方法としてよいのですが、 自己責任で行うことになります。(まず失敗しませんが)。
注意すべき点は、メモリのタイプと、対応転送速度です。できれば多少遅くとも、 現在装着されているメモリと同じものを購入するとよいでしょう。
増設の方法は、意外にもマニュアルかWEBマニュアルに記載されています。 メーカーによって異なるため、WEBで情報公開している人などを見つけて参考にしましょう。 ちなみに先日富士通製のFMVにメモリを追加しましたが、ディスプレイ下のプラスチックをはずしキーボードを持ち上げると メモリスロットがありました。
メモリ不足の場合
メモリ不足の場合
メモリが512MBで、OSがwindowsXP、2年くらいメンテナンスしないで利用しているもので、立ち上げ時かなり重い。
基本的に操作をしても数秒待たされる感じです。もう512MBくらい追加すると大分軽くなるかと思います。