VIAのベンチマークTreeMarkを使ってみる
消費電力の少ないCPUを作ってるVIA。普通に単品で姿を見ることは無く、MicroATXやMini-ITXなどのマザーボー ドにオンボードとして組み込まれている製品が多い。大体値段は¥15,000〜¥30,000くらい。性能は劣る ものの、WEBサーフィン程度ならば全然問題なさそうです。TDPは20W弱で、動作周波数は1GHz程度。メモリと小 型AC電源付きケースとドライブを購入すればパソコンが出来てしまう。
TreeMarkを実行してみた。
特にインストールなどをしないで、単純にCPUのTDPを入れて二酸化炭素を相殺するにはどのくらいの木が必要か というもの。なんとなく低消費電力CPUの推奨の為だけのプロモーションに近いけども、このような換算は面白 い。私の場合は16本だそうです。(89W)
計算の内訳
算出方法は、TDPに使用率らしき36.8%をかけて、24時間365日を3年間の電力を算出。単位を変換して、1kWあた り0.501kgの排出量を掛け合わせる。また、木は7.3kgの二酸化炭素を年に吸収することができるらしく3年分を 木が一本分の処理量で、排出した二酸化炭素を何本で消化できるかというのを計算する仕組みらしい。
パソコンは、TDPではなく全体の消費電力で見ることが重要だが、この考え方を持っていると環境に対して多 少意識しやすいような気がします。